毎日の様に仕事やプライベートでのお出掛けなどで自動車を利用されると思います。とくに熊本県玉名市近郊では、今や無くてはならない生活の一部となっている方も少なくはないでしょう。大変便利なものですから仕方がないのですが、その分交通事故に遭うリスクも増えた訳です。
実際に熊本県玉名市にある整骨院四季では、交通事故の規模の大小は様々あれど「本当にこんなに交通事故が起きているのか?」と思うくらいに交通事故に遭われた方が来院されています。そして皆さん共通して「むち打ち症」に悩まされている方が非常に多かったのです。「むち打ち症」は一度なると適切な処置をしなければ、数年に渡って痛みや可動域制限、手先の痺れなどに悩まされることになり兼ねません。
ここではまずその「むち打ち症」というものついてご説明致します。
「むち打ち症」とは、交通事故の衝撃なので重たい頭を支えている首が強く振られたり、捻られたりして発症します。そして症状の出方で4つのタイプに分類できます。
≪むち打ち症を症状で見る4つのタイプ≫
1.筋肉性のむち打ち症
交通事故の衝撃で頭が揺らされるのを本能的に防ごうと頭を支える首の筋肉が強く緊張して症状をきたします。多くは首肩の痛みや重たさ、時に締め付けられる様な頭痛を感じる時もあります。
2.頚椎捻挫型のむち打ち症
交通事故の衝撃から頭を守ろうと首が支えますが、その際に頚椎に強く捻りが加わってしまい関節自体を痛めてしまった状態です。「筋肉性むち打ち」の症状に加えて捻挫の痛みによる首の動き制限が加わる事が多いです。
3.神経根型むち打ち症
多くの場合が交通事故の衝撃が強烈なものだった為に、頭を支えている首も強く捻られて神経を引き伸ばして損傷してしまったもので、「筋肉性や捻挫型のむち打ち症」の症状に加えて肩から手先に向かって痺れや痛み、感覚麻痺などをきたす可能性が高いです。
4.複合型むち打ち症
「むち打ち症」の中でも最も辛いのがこの「複合型むち打ち症」です。
上記した各型の「むち打ち症」を併発してしまうものです。
何れにしても交通事故直後などは身体も驚いて興奮状態にある為か症状を感じないこともある様ですが、時間の経過と共に1週間程経った頃に症状が出現・悪化してくる事があります。ですから事故にあったら症状はその時あまり感じていなくても、整骨院や整形外科に行くことを強くオススメ致します。